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通訳翻訳コラム

通訳の仕事に年齢制限はありますか?

「通訳に年齢制限はありますか?」と聞かれることがあります。
端的に言えば、答えはノーです。外国語をよく理解し、正しく訳せるのであれば、通訳のお仕事に定年はありません。

通訳に求められる3大能力

通訳のお仕事は、語学力もさることながら、たとえば以下のような能力が求められています。

  • コミュニケーション能力
  • 発言者の機微に触れ、的確な対応をする瞬発力
  • 表情・ジェスチャーなども使った表現力 など

どれも、年齢とは関係ない要素ばかりです。むしろ、人生経験を積んだ方のほうが得意なことなのかもしれません。

通訳に若さは必要ない?!

外国語の勉強を始めるタイミングについては、若ければ若いほど記憶力も集中力も高くて有利かもしれません。しかし、お仕事として外国語を使いこなすためには、若さだけではなくこれまでに培ってきた豊かな人間性をフル活用したほうが断然有利です。通訳のお仕事は、瞬発力も問われますので、知識も豊富な方のほうが有利です。後からゆっくり調べようというわけにはいきませんので、そう考えると、若さよりも、経験や知識のほうが重要な要素になってきます。

プロの通訳の7割以上は40歳代以上

国土交通省 観光庁の「通訳案内士の就業実態等について」(平成26年12月)によると、通訳案内士、地域限定通訳案内士、特区ガイドの資格保有者として地方公共団体に登録されている方(計16,370名)のうち、もっとも多いのは50歳代で、その割合は31パーセント。ついで60歳代(24パーセント)、40歳代(23パーセント)となっており、7割以上が40歳以上という結果になっています。年齢分布にこのような偏りが見られる職種はそう多くありません。通訳のお仕事は、年齢を問わないお仕事ですし、人生において長くずっと続けられるお仕事の一つといっても過言ではありません。


グラフ:通訳案内士の年齢構成(官公庁「通訳案内士の就業実態等について」より引用)

40歳からの通訳のススメ

先にもご説明しましたが、通訳の場合、若すぎると社会経験が浅いために失敗することもしばしばです。実際の通訳現場でも40歳代で活躍されている方が多く、企業からの指名が多いのも40歳代の通訳者です。
その点では、40歳から通訳を始めても、これまでの人生経験を活かし、すんなりと入り込んでいく方が多いのも事実です。むしろ、通訳者に関して言えば、40歳はこれからどんどん伸びていく年齢といっても過言ではありません。
ですから、結婚等を機会に社会人経験にブランクがある方でも、語学力に自信がある方は、40代からの通訳者デビューをお勧めしています。
ご興味のある方は、ぜひ一度お問い合わせください。