COLUMN

2017.08.28

翻訳者は、今まで日本に伝えられていない情報に触れることができるやりがいのあるお仕事です。

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翻訳者は、今まで日本に伝えられていない情報に触れることができるやりがいのあるお仕事です。

スポーツから経済まで幅広い分野の翻訳に携わる鶴田亮さんをご紹介します。

 現在のお仕事内容について教えてください。

フリーランスで翻訳のお仕事をしています。スポーツ番組での選手インタビュー・会見・実況解説の映像翻訳や、経済番組の翻訳がメインです。案件によって出勤日数・時間は異なりますが、大体週に3~5日、1案件あたり6~8時間くらいのペースでお仕事をしています。在宅で可能なお仕事もありますが、テレビ局で業務を行う場合は、移動中に案件に関連するニュースを収集し、翻訳内容のイメージを膨らませながらテレビ局に入ります。海外のニュースを取り扱う場合は、どうしてもニュースの入ってくる時間によって働く時間が変わってくるため、大変な面もありますが、好奇心旺盛な方へはオススメのお仕事です。

翻訳のお仕事に就くまでのキャリアについて教えてください。

日本で高校を卒業後、渡米してシカゴ郊外の大学に入学、経済学を主専攻として学び、卒業しました。帰国後、翻訳とは全く関係のない別の会社で勤務する傍ら、1年間翻訳の学校で英語を学び、その後フリーランスとして翻訳のお仕事を始め、今に至ります。

翻訳のお仕事にやりがいを感じるのはどのような点ですか。

英語のニュアンスを日本語でどう表現するか、カタカナでそのまま表現するのか、既存の日本語で言い換えるのかなど、新しい情報に触れ、発信する機会があることはとても刺激的です。例えば、野球の実況・解説で現地の実況者は球種の詳細について解説しているにも関わらず、日本語に翻訳されたニュースをよくよく聞いてみると、表現されていないことがあります。今でこそ日本野球でも共通言語となっていますが、「フロントドア」「フォーシーム」といった用語は、以前であれば「スライダー」「ストレート」のような表現しか日本にはありませんでした。その導入期に翻訳者として関わることができたのはとても良い経験だったと思います。通訳・翻訳のお仕事は、当然ながら今まで日本に伝えられていない情報に触れる機会も多くあります。そういった鮮度の高い情報に、ある意味では、発信者のような立場からも携われるのがやりがいです。

吉香の特長や魅力について教えてください。

吉香を通じてお仕事をするようになったのは、フリーランスへ転向して最初に所属した事務所の先輩から紹介されたのがきっかけです。ですが以前から、吉香は通訳・翻訳業界でも老舗で、しっかりした会社というイメージを持っていました。吉香は、自分も含めて登録している通訳者や翻訳者たちの管理やケアがしっかり行き届いており、実績やノウハウも豊富なので、無駄のないしっかりとしたサポート体制が整っているため、ストレスなくお仕事に集中できます。担当の方とは、主にメールでやり取りしているのですが、お仕事をするにあたって不明な点が無いように事前準備をしていただけます。指示もとても的確でミスが発生しにくい管理をされているので、安心して仕事に向かうことが出来ます。

これから通訳・翻訳のプロフェッショナルを目指す方へ、メッセージをお願いします。

自分の場合は、フリーランスとして独立したかったというよりは、楽しめる仕事を求めていたという面が強く、今後もできるだけ長く好きな番組に携わっていきたいと思っています。これから、フリーランスとして吉香に登録しようか迷っている方に大切にしていただきたいことは、自分に合う・合わないなどの適正について正しい感覚を付けておくことと、一度挑戦してみることです。吉香の方も業界経験が豊富なので、強力なサポートと共に、適正に合った道を示してくれます。通訳・翻訳には様々な種類の仕事があります。自分に合わないと思っていた仕事が意外と評価されたりする場合もあるので、色んな仕事にチャレンジしてみてください。

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