特定技能人材の受け入れを支援
はじめまして。世界90言語を対象に通訳・翻訳・外国語人材派遣サービスを提供している、吉香(きっこう)です。
本記事では、吉香が行っている有能な外国人人材と企業様の採用ニーズのマッチングを支援する事業のうち、特定技能人材紹介・雇用支援の事例についてご紹介いたします。
特定技能人材とは、一定の技能や日本語能力を満たし、特定の産業分野で就労できる在留資格「特定技能」を取得した外国人のことです。吉香では、通訳・翻訳事業で培った独自のノウハウやネットワークを活かし、主にベトナムやインドネシアなどの東南アジア諸国、中国、インドなどから、高い日本語力を持った特定技能人材を国内企業様に紹介しています。
特定技能人材の受け入れにあたっては、国が定めた各種支援を行うことが義務付けられています。吉香は国の登録支援機関として、人材募集だけでなく⽇本語・ビジネスマナー研修、⼊国⼿続き、就労後の生活サポートなども含めてワンストップでお引き受けしています。
(有料職業紹介許可番号:27-ユ-302270 / 登録支援機関登録番号:19 登-002709)
国内のさまざまな業種で人手不足の深刻化が進む中、特定技能人材の受け入れには大きな期待が寄せられていますが、一方で不安の声が聞かれることも多くあります。その主な内容は「定着率」と「日本語力」への懸念です。
特定技能人材の定着率を上げる独自の仕組み
特定技能人材の受け入れにおいて最も多く挙がる懸念は「外国人を採用してもすぐに辞めるのではないか」ということです。母国とは異なる生活環境や商習慣に馴染めなかったり、より高い給与の得られる職場に転職してしまったりなど、退職にはさまざまな背景があります。
吉香では、3つの方法で定着率の維持を図っています。
1つ目は、仕事と本人の適性を判断するために独自に作成したスクリーニングシートです。選考時にこのシートで評価することによって、一定以上の適性の有無を見定めることができます。
2つ目は、選考時に各業種(外食・製造・介護など)の知識や経験のあるスタッフが面接を行っています。たとえば介護業であれば、過去に介護施設などで勤務した経験のあるスタッフが面接をすることで、業務内容の具体的な説明や心配ごとへの共感、雇用条件のすり合わせなどが高い精度で行えるため、外国人にとっても職場のイメージが湧きやすく、採用前後のギャップを埋めやすくなります。もちろん、どれほど日本語力が高くても、本人の適性や希望が企業側から求められる条件に適合しない場合は不採用にすることもあります。
3つ目は、各国籍のスタッフを配置した相談窓口を設けていることです。外国人人材が仕事や生活の悩みを母国語で相談できるため、日本語ではうまく説明できないことや国ごとの価値観によって生じる悩みでも、心情や考えをニュアンスも含めて伝えることができ、悩みや不安の解消につながります。また企業側としても早期にリスクを把握できるため、就労環境のケアなどの対策を取ることが可能となります。
最大の強みは、N2〜N3レベルの高い日本語力
企業様が懸念するもうひとつのポイントは日本語力です。
吉香は、外国人人材の日本語力の高さを最大の強みとしています。
世界各国で35年以上に渡って外国人育成支援事業を行ってきたウィザスグループの一員として、国内外のさまざまな機関と連携して外国人に向けた高度な日本語教育を行っているため、高い日本語力を持った人材を採用することが可能です。
日本語能力試験(JLPT)でN2〜N3レベルの日本語力を持った人材を中心に、これまでに延べ300名ほどの紹介実績があり、多くのクライアント様から日本語力について非常に高い評価をいただいています。
吉香が本事業を本格始動してから約3年間で、紹介数は初年度比16倍もの成長を実現しています。今後もさらに高まっていくニーズに応えるため、日本語教育の質を高め、優秀な外国人人材を継続的にご紹介できるよう体制を拡充しています。
また特定技能人材以外にも、IT分野などの領域で活躍する高度外国人材の採用支援も行っています。現地の大学と提携してインターンシップを実施するなど吉香ならではの取り組みによって、高いマッチング度と日本語力を持った人材の紹介をサポートいたします。
「外国人人材なら吉香」と言っていただけるよう、今後も事業をさらに充実させてまいります。外国人人材の募集や採用でお困りの企業様は、規模やご予算に応じて最適なご提案をさせていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。